嘘ツキナ、恋ヲスル
「はづ!終わったみたいだよ?ほら、頑張っておいで♪」
「う?ああ、うん…!」
昂君を見てボーっとしてた私は慌てて意識を現実に戻す。
「大丈夫?陽菜ついてこーか?」
陽菜が両手を握ってくれて、あったかくて、そこにすごく友情を感じたんだ。
「ありがと。でも大丈夫!行ってくるね!」
不思議と緊張してないし、落ち着いてる自分にビックリ。まぁ告白ぢゃなくて、お友達になるための一歩だしね?
「行ってらっしゃい!応援してる♪夜はづん家行くからね〜?」
陽菜にバイバイして、いざサッカー部の部室前へ!