嘘ツキナ、恋ヲスル



ありえない急展開。


なんで!?


昂君が私の事好きってこと?


―――――――――――

「え〜!良かったぢゃん♪ぢゃあはづ今日から昂先輩の彼女になったのぉ?きゃ〜陽菜嬉しい!」



先輩とバイバイして家に帰ると陽菜がすぐウチに来て、私のベットでころげ回ってる。



そのベットの脇で何故か正座の私。



「や…ソレがね…返事ゎまた今度するって事になってるの…。」


「えー!?なんで?もったいない!」


陽菜が飛び起きた。


「だって話した事もないのに付き合うなんてなんか…それにカッコイイって憧れてたけどまだ好きかは分かんないし。」



「んも〜。はづはお堅いなぁ。ま、そこがはづのいいトコだけどね!」



神様…こんなバカな私を許してください。


「でも早く返事しなよ〜?」


「うん…」


分かってるけど何か引っかかる…。先輩だって私の事よく知らないのに、いきなり付き合うなんて。



夜中に昂君からメールが来た。



"昂だよ。返事期待して待ってるね!ちなみに先輩ぢゃなくて昂でいいから♪"

すでに勝手に昂君て呼んでます…。




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