嘘の恋愛進行中【完】
いや…ダメダメ
ドジっ子キャラだったら、ずっとそうしてなきゃいけない
私は私らしく
と心で呟きながら
私は望月慧の隣に座る
そしてゆっくり、彼の髪を手で触る
にしても…本当に綺麗な髪
「っん…」
おっ!これはフラグが立ってるぞ笑
「…あっ…」
「 えっと…ゴメンなさい!
起こすつもりじゃ…」
「男の寝込み襲うとか、いい度胸してんだな」
あれ?
なんか聞いた話と全然違うんだけど…
「そんなつもりじゃ…」
「別にいいよ、あんたなら。
そういえば俺、君の名前聞いてなかったよね?」
「2年3組。鷹森亜樹です」
「ふーん。じゃあ君があの噂の」
噂?
「噂って?」