嘘の恋愛進行中【完】
校門を出るまでに
色んな声が聞こえてきた
そんなに騒ぐことじゃなくない?
学年一に彼女が居ても可笑しくないでしょ?
あっ、私だからみんなビックリしてるのかな?
みんなみたいに可愛くない
私が望月慧の隣を歩いていることが、周りの女子からしたら
おかしな光景なのかも…笑
さて、これからどうやってくれるのかな?
「あのさ…
今日付き合ったわけだから、お互いのこと良く知らないだろ?
俺は亜樹のこと、いろいろ聞きたいなって思うんだけど」
「うん!私も慧くんのこと、知りたい」
「そっか!
だったらオススメのカフェがあるんだ。そこでもいいかな?」
「うん」
これは思った以上に高発進だ!