嘘の恋愛進行中【完】
「あの!さっきは本当にありがとうございました!
このお礼はまたいつか
それと…」
このことは望月慧には黙っていてほしい
「このことは慧には秘密にしていてほしいんだろう?」
「はい!」
なんでわかったんだろ?
「約束は守るよ」
じゃあまたね
と松木くんはどこかに行ってしまった
私も急いで図書室に行き
勉強を始めた
でも、さっきあの男から触られた感覚がいつまで経っても消えない
気持ち悪くて
吐き気がしそうなくらい
「お待たせ」
勉強を始めてから30分くらいしてから
望月慧は来た
すぐに帰る準備を済ませて
一緒に学校を出る