嘘の恋愛進行中【完】
「これなら、うちのクラスが売り上げ一番確実だな!」
どこかでそんな声がした
「売り上げ?」
「あれ?亜樹知らないの?
文化祭で売り上げ一番のクラスには、担任自腹でアイスの無料券がもらえるんだよ?」
「へぇ〜」
なんだそれだけか…
「絶対に関くんのクラスには負けないよ!」
ギュッと手を握られる
「何するの?」
「っん?
執事喫茶らしいよ?」
えっ⁉︎
執事喫茶⁉︎
「関くんも望月くんも執事らしいけど…」
「大丈夫かな?」
「心配なら、休憩の時間に顔出さない?」
お!GOODアイデア!
私は頷き
ちょっとやる気でた