嘘の恋愛進行中【完】
一瞬頭が真っ白になり
顔をあげる
「ははっ!
やっと顔あげてくれた」
笑いながら、私の頬に手を添える
「ごめん…慧くんがカッコ良すぎて…///
ていうか、なんでそんな格好してるの⁉︎」
一番聞きたかったこと
「あ〜、これね
なんでかクラスのホスト喫茶のホストに選ばれちゃってさww
嫌だった?」
そんなの
「嫌に決まってる…」
望月慧の目をしっかり見ながら訴える
「そっか。やきもち妬いてくれてたんだ」
ポンポンと頭を撫でられる
やきもち妬くに決まってるよ
そんなにカッコ良いんだよ?
しかもホストなんて…
お客さんとの距離、めっちゃ近いよ!
「でもさ、亜樹のその格好も反則だよ、俺は思うよ?」
えっ⁉︎