嘘の恋愛進行中【完】




一瞬頭が真っ白になり

顔をあげる




「ははっ!
やっと顔あげてくれた」



笑いながら、私の頬に手を添える



「ごめん…慧くんがカッコ良すぎて…///
ていうか、なんでそんな格好してるの⁉︎」


一番聞きたかったこと






「あ〜、これね
なんでかクラスのホスト喫茶のホストに選ばれちゃってさww
嫌だった?」



そんなの



「嫌に決まってる…」





望月慧の目をしっかり見ながら訴える



「そっか。やきもち妬いてくれてたんだ」



ポンポンと頭を撫でられる



やきもち妬くに決まってるよ



そんなにカッコ良いんだよ?

しかもホストなんて…



お客さんとの距離、めっちゃ近いよ!




「でもさ、亜樹のその格好も反則だよ、俺は思うよ?」



えっ⁉︎







< 95 / 119 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop