いつの間にか世界の敵になっていました【完結】
栄えた街の中心から少し離れたところから、荘厳なる城が市中を見下ろしている。
「優希様、お履きになっている革靴が汚れております故、私が綺麗にいたします。お靴をこちらに」
「私歩いてませんが?」
「私の菌が移っておりましょう。舐めて殺菌致します。」
「嫌だwwww」
その城の中で私は、私より幾分も身長の高いフェスト卿を見下ろす。
コイツの相手をするのはもう疲れたで御座るwwwwww