いつの間にか世界の敵になっていました【完結】


「フェスト、伏せろ」


「はい。」


「変態が黙った!?だ、誰だ貴様は!」




ぎゃあぎゃあと収集のつかないと思われた一室


そこに凛とした声が響き、一瞬で豪華絢爛な部屋に似つかわしい厳かな雰囲気になる。




誰もがこの空間への唯一の入り口に注目する。


大きな扉から見えるシルエットが除く。




「僕は……」

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