いつの間にか世界の敵になっていました【完結】


うるさいな!




さっきから何?

女の声だけど言葉に女子らしさの欠片もないんだけど



イライラしながら声がした方に目を向ける。

そこにはクラス分けの紙が貼ってあって、その前で一人の女の子がお腹を押さえて笑っている。



はぁ

気が削がれた。



というかあれは僕も見に行かなきゃいけないものだ。


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