いつの間にか世界の敵になっていました【完結】
「あ、大切なこと忘れてた」
「何?」
この期に及んでまだ何かあると言うのか……
これがしょうもないことだったら拓斗のベッドの下の本全部燃やす。
「俺と佐藤、未来の魔王と人王」
「…………」
「未来今すげえ戦争でさ、平和学習で今ココに来てるんだけど、なんか既に雲行き怪しかった的な?あ、佐藤は俺がココ来るのに巻き込まれただけだから。もう帰った。」
「………………」
「因みにベッドの下には『超リアル!?ゴキブリでみんなを驚かせよう!』しか置いてないぜ?」
「おい」