いつの間にか世界の敵になっていました【完結】


背中を小突かれながら歩いていると、前から現れた長髪の男


フェスト卿とか呼ばれていたが、上流階級なのだろう。

兵士が敬礼をしている。



いきなり現れ正直事態は飲み込めないが、どうやら私を思って兵士に指示を出してくれたようなので感謝だ。


気付かれないだろうとガン見していると目があってしまったフェスト卿に会釈する。




ニコッとお上品に微笑まれたお顔が美しい。

男だけどね、カッコいいより美しいだな羨ましい………

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