短編集☆モテ男キス恐番外編


「どうしたの?熱?」


「ち、ちがうから!大丈夫!」



大丈夫って…


どんどん赤くなってるような気がするんだけど?




あたしはそう思ってふいに葵の額に手をおいた。




「あ、あ、あ、梓!?」


「…梓」


「大丈夫!熱はないよ?」




そういってふと新をみるとなんだか怒った表情で下を向いてた。




新?


どうしたのかな?




「新ー?」


「…」




無視?なんで無視するの!








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