短編集☆モテ男キス恐番外編




「梓!!!!!!」




え……



新…?






「梓!ごめ…って、え!?泣いてるの!?」


あ、そうだ。

あたし泣いてたんだ…




「な、なんでもないっ。どうしたの?」




あたしは無理やり笑顔をつくった。






「梓…」




あたしは新の香りに包まれた。



新に抱きしめられた。





「梓…ごめんな」


「んーん…」


「なんで泣いてる?」


「…新が話してくれないから、なんか悲しくなった」


「え?」


「ごめん。なんか重いよね」




こうゆう女って重いよね…






.
< 53 / 83 >

この作品をシェア

pagetop