短編集☆モテ男キス恐番外編


「気持ちは嬉しいけど岩谷さんの気持ちには答えられない。ごめんね。俺、急いでるからまたね。」




奈未が待ってるから早く行かないとっ。



「市川くんっ…!」


「え…」




なにが起こった?


なんで俺は岩谷にキスされてるんだ?


一瞬だった。いきなり岩谷が腕を引っ張って振り向いた瞬間キスされた。



「お前…っ」


「市川くん…あたし本気なの。キスしたのもあたしが本気だからだよ。彼女がいたって諦められない…二番目でもいいっ。だから彼女にして…?」


「…」




俺はなにをいわれたって奈未以外なんて考えらんねえよ。






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