短編集☆モテ男キス恐番外編



「俺、奈未しか考えらんねぇ。俺には奈未だけなんだよ。」


「そんなのあたしだって浩樹だけよ」


「奈未‥あの浅草としゃべってただろ」


「あれは、飲み会に誘われて‥」


「俺だってヤキモチ妬くんだからな。どんだけイライラしてたか。」


「浩樹っ」




奈未にさらに強く抱きしめられた。




愛しくて仕方ない。





「奈未、こっち向けよ」


俺は正面を向かせた。






そしてキスした。



深く甘く優しく‥‥




ホントは外でこんなことするなんて不謹慎。


誰か学校のやつにみられたら大変なことだ。




言い訳できない。





だけど、俺らは夢中だった。






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