素直になろう

「……」

「……」



あ…あれ?
なんで無言になってるの?
あれ?おかしいな、予想と違う。


私がそんなことを逡巡している間に、
生2つお待たせしましたー と店員の軽い声と共にドカッと大ジョッキが置かれる。



「……相手は?」

「…え?」

「だから、相手は誰なんだよ。お前の彼氏。同期か?それともお前の部署のやつ?先輩?後輩?それとも俺の知らないやつなわけ?」



えーと…
やっぱりおかしいな。
こんな風になる予定じゃなかったんだけどな。
< 2 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop