貴公子VS御曹司✳︎彼女の心を掴むのは
車に乗り込むと遠藤が喋りかけてきた。


「榊原、社長に気があるみたいですね。」


「え?なんで分かるの?あのイケメンがだよ?ありえないでしょ。」

「はぁぁ〜、うちの社長とは…呆れますね。実に鈍くていらっしゃる。

仕事はできるのに、もったいない。」


「遠藤〜!それ以上言ったら怒るわよぉ!」

「はい。分かりました。喋りません。」


…………………………。



とは言ったものの無言も悲しいなぁ。
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