不器用少女の恋
修哉…?

なんか、おかしいな…どうしたんだろ。


「……ね?」


「え?なんて?」


「……」

黙り込んだ修哉。


「修哉?」


「…どっか行かねーか!?」

思い切ったように言った修哉。


「…え!?」

修哉が!?

私と!?


「別に…無理なら…「行く!」」


「行きたい!」


「なら…明日、10時に迎えに行くから」

恥ずかしそうに言った修哉。


「うん!」

私は、大きく頷いた。
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