太陽の声


今日もそこにはポツポツと人が現れる。


私は駅の近くにある公園の前の大きな岩に乗る。


ギターケースを置いて、弦に指をかける。




そう…。

まずはこの歌から……




「《太陽の歌》、聞いてください。」




音程の違いなんてよく分からなかった頃作ったこの歌が、人を呼び寄せてくれる。


彼女と作ったこの歌がーー。



特に私はサビの部分が大好きだ。



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