俺様なあなたに恋をした
でも、あのサンドイッチ美味しかったなぁ。
「希?ちょっとでもいいことあったんでしょ?」
「何で、いいことあったってわかんの?」
「ずっと、希と一緒にいるからね」
それだけで分かるもんかな?
それから、放課後まであいつからの連絡はなかった。
放課後、なぜか私はあいつに呼び出されて一緒に帰ってる。
少し前を歩いてる高島が、止まって振り替える。
「おせぇ」
おせぇって。
あぁ、歩くのが遅いってこと?
高島の隣に立つと、私のスピードに合わせて歩いてくれる。
「家まで送るから案内しろ」
「一人で帰れるけど」
「いいから、言うこと聞け」