俺様なあなたに恋をした
急に男が立ち止まる。
そして、私を逃がさないようにか壁に追い詰められる。
「今日からお前は俺の女だ」
それ、さっき聞いたよ。
「名前も知らない人にそんな事言われても困るんですけど」
「高島 涼介」
高島 涼介ねぇ。
「携帯貸せ」
「何でよ」
「いいから貸せ」
「やだ」
断ると、急に抱きついてきた。
な、何よ!
「離れてよ!」
男の体を押して離れさせる。
「俺が、連絡したらすぐに来い」
連絡って。
あ!いつの間にかこいつに携帯取られてる!