お前以外ありえないから。
でも何がなんでも俺の女になってもらう。



「お前俺の言うこと聞くっていったよな?」



「聞くって言ったけど」



じゃあもう決まりだな。



「言っとくけどお前に拒否権なんてねぇから。お前は黙って俺に従えばいいんだよ」



それでも彼女はありえないみたいな顔をして俺を見ていた。



「じゃあ今日から彼女としてよろしくな杏理?」



俺は半ば強引にそう言って資料室を出ていった。








俺に全く興味を示さない女。



やっぱり俺面白いやつ見つけたな。









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