お前以外ありえないから。
そう言って玲音は来た道を戻って行った。



あれ?そういえば私と家が近いとか言ってたのになんで戻ってるんだろう?


もしかして私の家と真逆の方向だったんじゃないのかな。


多分、いや絶対そうだと思う。


私のせいで遠回りさせちゃったな。


明日ちゃんともう一度お礼を言おう。








雨の日…それは君の優しさを改めて感じた日だった。




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