お前以外ありえないから。

もしかして早く来すぎちゃったかな。



そんなことを考えていると



「ごめん呼び出したの俺なのに待たせちゃって」


急いで来たのか結城君は肩で息をしていた。


そこまで急いでくれたなんて少し申し訳ないな。


「いきなりあんな手紙ごめん。」



「大丈夫だよ！」



初めてみた結城君は美希の言って通り確かにイケメンさんだった。


それに優しそうな人だし。



「実はずっと言いたかったことがあって」



「うん」