だから、俺にしとけよ。
複雑な関係
「それでは、羽目を外しすぎないようにして、有意義な夏休みを過ごすこと!
以上で1学期最後のホームルームを終わります」
その言葉で夏休みに突入。
解放感!
私はリュックを背負って、歩美ちゃんの元へ。
「夏休みは部活?」
「そうなるね。だけど、休みの日は教えるからいっぱい遊ぼう!」
「うん!楽しみにしてるっ」
夏休みはたくさん思い出ができるといいなぁ。
京ちゃんともどこか行ったりできないかな。
歩美ちゃんに手を振って、別れた後そんなことを考える。
けど、夏休み明けにすぐ文化祭があるから、その準備とかで何度も学校に来なければいけない。
だとしても、部活はないし自由に過ごせる時間の方が多い!
最近読めてなかったマンガを読み進めたいな。
なんて計画を立てていると、もうお決まりといってもいいくらいな彼が現れる。