だから、俺にしとけよ。
「そうだ、今日もお父さん帰るの遅い?」
「うん」
「それならウチで夕飯食べて行きなよ!ね?」
少し強引にだけど、京ちゃんに言い寄る。
困ったような顔をしたけど、京ちゃんは微笑んで頷いてくれた。
やったー!
「じゃあ料理すっごい頑張るね!
何食べたい?」
「オムライス」
「よーし、頑張っちゃうね!!」
京ちゃんに寂しい思いはさせたくないから。
笑顔の京ちゃんを見れたら私も笑顔になれるの。
京ちゃん、本当に大好きだよ。