LOVE GAME
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須藤君と買い出しに行った次の日から連日でクラスの皆と放課後残って準備に取り掛かった。
教室の内装や宣伝用の看板とチラシ、衣装は浴衣だがエプロンや飾りなどしようという話が上がって衣装作り。
他にもメニューの詳しい打ち合わせなど、色々する事があって毎日遅い時間まで皆残ってくれた。
そんな文化祭本番まであと数日といった時、
「あー、もう疲れたー!」
「本当毎日毎日疲れるって。」
突然大きな声を出して喋り出す女子グループ達。
クラスにはもちろん嫌な空気が流れ出す。
「ねぇ、小鳥遊さん。もう帰っていい?」
「えっ、あー…いや、もうちょっとだけ」
「あのさぁ、もうちょっとだけってさ、こっちは毎日残ってんの。」
「1日くらいよくない?」
何故か少し喧嘩腰で詰め寄ってくる女子グループ達。
この女子グループっていうのは、例のトランプで私に罰ゲームを言った子達だ。
どうやら何かと私を目の敵にしているようで、やりにくい…。
「毎日残ってるメンバーって一緒じゃん?」
「何でウチらだけこんなにやらないといけないわけ?」
「いや、部活の子達はしょうがないから…」
「部活のメンバーは仕方ないとしてさ、間宮さんは何で残らないわけ?」
あー、この子達の言いたい事がよく分かった…
どうやら雨弥と奏羅が準備に参加していない事が気にくわないらしい。