たんぽぽ～愛するキミへ最後のメッセージ～

｢あのね？聞いて？
昨日、元カレが亡くなったの。
それでやっとわかった。
今でもりゅうちゃんが好きだって事に

もちろん、ユウキの事だって大好きだよ？

でも、それは友達の好きなんだって
気づいたの。
さっき話してた通り、りかに言われた通り

ユウキが、うちのこと
本気で愛してくれたこと
好きでいてくれたこと

それは、充分伝わってきた。

だから、言わせて？
ありがとう。
好きになってくれてありがとう。

でも、うちが、裏切ってごめんなさい。

許してもらえないと思う、
でも、ユウキには知って欲しかった

だから、今こうして話してる。｣


そこまで言うとユウキは

｢お前の気持ちはわかった。

でも、今でも俺はお前が好き。

でも、お前はその元カレの事が

今でもずっと好きなんだろ？

でも、その元彼はもういない。

俺と付き合う事もやめるんだろ？

でも、いつまでも待ってるよ。

俺は｣


そう、ユウキは言ってくれたね。

でも、自分が決めた事は守りたい

だから、

こう告げた

｢ユウキ。待ってなくていいよ。

うちは多分りゅうちゃんしか愛せない

でも、そう言ってくれるユウキが好き

それは、友達としての好き。

だから、ユウキは新しい好きな人を作って

ユウキが、幸せならうちも幸せだから｣

そう、告げたんだ。