たんぽぽ~愛するキミへ最後のメッセージ~
そんな、日常生活を送ってると
二学期ももう残り2日に迫ってた。
皆、大掃除に片付けに大忙し。
そして、終業式当日。
体育館で長い長い校長の話
周りは静かで、
寝てる人もいる。
だから、うちが動くと
チャリンと小さな音が聞こえてくる。
首元にある、りゅうちゃんとのペアリング
ネックレスと当たった音。
自分の胸元をみると
やっぱり思い出す。
あの時の記憶。
「由乃が、好きだよ。」
そんな、りゅうちゃんの声が
聞こえてくるんだ。