たんぽぽ~愛するキミへ最後のメッセージ~

バス停につくと、

うち、一人だけだった

それは、そうだ

この市から高校に通うのはうちだけだから

でも、隣の市の駅に行くと

すごい人が乗ってくる。


うちが、乗るバス停からは、一人だから

いつもの指定席

一番後のはじ。

なんで、ここかというと


川が見えて、

りゅうちゃんとの初めてのデートの海も

見えるから。

この場所に決めたんだ。


隣の市の駅まで10分以上かかる、

それまで、運転手と二人きり

だから、窓の外を見ながら

色々思い出した。

そうしていると、スマホがなった


相手はりりあだった。

「おはよ!ゆの!今バス?!」

そう来てたから

「おはよ!そうだよー!」

と返した。

「りり、隣の市のバス停でのるんだ!!

だから、由乃の隣あけといて!!」


そうきて、びっくり。

でも、心細いから嬉しかった。


「わかったよ。」


そう返しているうちに

隣の市のバス停に到着


りりあの姿がみえた。

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