たんぽぽ~愛するキミへ最後のメッセージ~
2限、3限、4限と
終わりいよいよお昼
お昼のチャイムが鳴り響く中
りりあに
「ゆのー!お昼たーべよ!!」
と、誘われ
学校の庭に来た
ここは、一番学校で人気がある庭で
あちらこちらに人がいた。
そんな中、いきなり、
「りりね、一目惚れした!!」
なんて、言われて
食べてたご飯吐き出しそうになった。
「ごっごほごほっ!!えっ?!いきなり?!」
「うん!いきなり!!」
「だれに?!」
「クラスの海叶くん!!」
かいとくん?誰だろ。
「だれ??」
なんて、聞き返したのがばかだった。
「えっ?!知らないの?!ありえない!
一番かっこよくて、もててる人だよ?!
由乃のとなりのひと!!」
って言われて気づく。
「あーーー。えっと、隣の人見てなかった」
そんなことを言い返したら
「由乃って、もしかして男みてない??」
と言われて気づきました
高校に入って1人も喋ってないし、
男の子の顔なんて見てなかったって。
そんなことを思ってると、
りりあに、
「教室戻ろ!!そして、みよ!!」
なんて、強引に教室まで引っ張られた
そして、着くと
指を指して「あの子!!」と一言。
指の先を見ると
たしかに、イケメンではあった。
「あー、あの子ねー隣だったんだ。」
って呟いてるとかいとくんという人と
目が合った。
でも、うちは興味がなかったから
なんとも思わなかった。