あいつじゃなくて俺を見ろ
「は?嘘だろ
 んなわけないだろ…」


美空が俺のこと好きだなんて…


「やっと気づいたか…
 まぁいい、早く行けば…
 もうそろそろ帰る頃じゃねえかなー?」


「真、マジでありがと」


そう言って俺は階段へと駆け下りた






その時真は…


「美空、幸せになれよ」


そう呟いてた
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