あいつじゃなくて俺を見ろ
ホントにホントに私でいいのかな?


もしかして…


「偽じゃなくて?」


「ああー、当たり前だろ」


私は幸せ者だ


答えなんて心臓の音が教えてくれてる


ドッキンドッキン


もちろん…


「はい、こ、こちらこそ」


「だから、慌てすぎだから」


そう言って君は私に偽りのない本当のキスをくれたのだった
 

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