あいつじゃなくて俺を見ろ
「ダメ、絶対ダメ」


震える声でそう、答えた


私の言葉を聞いた絵美はなにか感じ取ったのか



「あー分かった
 なら、会議室なら空いてると思うから
 そこ行こっ」


そして、私は絵美に連れられて会議室へ向かったのだった
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