マットくんとコートニーちゃん
コートニーの隣に並んで、M16A2を立射しながら。

「あれから、何か任務には就いたか?」

世間話のように、マットは任務の話をする。

「同じPMSCsの、『Disposable』の支援任務には就いたの…」

「Disposableか…」

渋い顔をするマット。

マットの所属するマクナイト分隊は、バニング・ロス率いる新興のPMSCsであるDisposableと交戦し、煮え湯を飲まされている

「あいつら、ならず者だからな…コートニー、何もされなかったか?」

「……」

ちょっとした手違いで、バニングに、豊満な胸に飛び込まれた苦い思い出…。

それを頭を振って無理矢理忘れ。

「何もなかったの…」

コートニーは小さく呟いた。

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