アイツなんて大っ嫌い
〜 陸斗 視点 〜
はぁ〜………
アイツ馬鹿そうだから、いつか俺らが一緒に暮らしていること言っちまいそうだな……
『ねぇ、あの…檜山くん……』
「ん?なに?山中くん」
俺の隣に座っている学級委員の……
山中 満くんが俺に話しかけてきた
俺は、いつものように笑顔で対応しようと笑顔を見せた
『あの…か、梶山さんと……
婚約してるって…本当……?』
「ぷっ……あはは」
『えっ……』
山中くんは、小さな身体を震わせて聞くもんだから……
俺は山中くんが小動物に見えて笑ってしまった
『あ、あの……』
「ああ、ゴメンゴメン
山中くんがあまりにも面白いから笑っちゃった」
『お、面白い………?』
なんか、山中くんがいてくれて良かったわ
学校楽しくなりそうだな〜♪