アイツなんて大っ嫌い






〜 陸斗 視点 〜










山中くんは、俺の手を握って

何度もお礼を言ってくる










そんな感謝されることしてないけどな……

むしろ、俺が感謝している




山中くんがアイツと付き合えば

俺は、婚約解消になる



そうすれば、俺は自由に生きられる

山中くんに感謝だよ









「よし、山中くん
あの女を山中くんに惚れさせよう!」





『えっ……む、無理だよ…
そんなこと出来ない…よ……』





「無理無理って……
大丈夫だって!自分を信じて!

山中くん、イイ顔してるから
イケるって…!」





『あっ…ちょっ、ちょっと…!』









俺は、山中くんの眼鏡を取り
山中くんの顔をじーと見つめた


髪でまだ山中くんの顔はよく見えなかったが、俺は山中くんの髪を少し横に寄せると……



俺の目の前に、すげぇ美少年がいた










やっぱな……

山中くんって、眼鏡外して髪をもう少し切れば、マジイイ顔してると思った



山中くんを変えれば、アイツも
コイツに惚れるはず!










「山中くん。俺が君を変えてあげる
一緒に頑張ろうな!」




『あっ……えっ…?』










山中くんは、混乱していて何も言ってこなかったが……

俺は、決めた!



コイツを変えて、婚約解消する!!






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