サヨナラケイジ
あなたの名前、京史を『きょうじ』と間違えて読んだ私を笑った顔が忘れられない。


『きょうちゃん』なんて、わざと呼ぶ私を抱きしめてくれた感触が今でも残っているよ。



しばらくお別れだけど、いつかあなたのもとへ行く日を楽しみにしています。



だから、それまでしばらくの間さようなら。



さようなら、私の刑事。



さようなら京史(ケイジ)。




サヨナラケイジ。




            友季子より』


                          








                      完



< 283 / 283 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:165

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

いつか、眠りにつく日2~限定エピローグ~

総文字数/2,150

青春・友情8ページ

表紙を見る
いつか、眠りにつく日2

総文字数/15,167

青春・友情38ページ

表紙を見る
神様、私を消さないで

総文字数/21,895

ホラー・オカルト66ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop