短編集「見かけ倒し。」
12人を描きたい警備員。6
みよ「斎藤さん、おつです。」
斎藤「お疲れ~」
みよ「調子は、どうですか。」
斎藤「それより、ハンバーガー、よこせよ。」
みよ「状況報告が先です。」
斎藤「どっちが上なんだよ。」
みよ「そりゃもちろん、先生、よりわたし」
斎藤「俺だよ」
みよ「そんな価値観では、現代では、結婚は不可能、ですよ。先生のような弱い人種は」
斎藤「弱いっていうんじゃないよ。」
みよ「弱い人種は。」
斎藤「人種、関係ないだろ。」
みよ「弱い人種は。」
斎藤「何回いうんだよ。」
みよ「三回。」
斎藤「いいよ、もう。」
みよ「進捗状況は、どうなんです。」
斎藤「お疲れ~」
みよ「調子は、どうですか。」
斎藤「それより、ハンバーガー、よこせよ。」
みよ「状況報告が先です。」
斎藤「どっちが上なんだよ。」
みよ「そりゃもちろん、先生、よりわたし」
斎藤「俺だよ」
みよ「そんな価値観では、現代では、結婚は不可能、ですよ。先生のような弱い人種は」
斎藤「弱いっていうんじゃないよ。」
みよ「弱い人種は。」
斎藤「人種、関係ないだろ。」
みよ「弱い人種は。」
斎藤「何回いうんだよ。」
みよ「三回。」
斎藤「いいよ、もう。」
みよ「進捗状況は、どうなんです。」