シンデレラとサッカー王子
会場の中に入ってみると、
すでに大勢の人で賑わっていました。
お城は、シンデレラの想像を越える、
きらびやかな造りでした。
巨大なシャンデリア。
上品な細工が施(ほどこ)された壁と柱。
有名な絵画や壺などなど……
見慣れない光景に、
シンデレラは目がチカチカしてきました。
シンデレラ
「はぁ~すごいなぁ~……
当たり前だけど、うちとはエライ違い……」
と、キョロキョロしながら歩いていると……
たくさんのごちそうを発見!
シンデレラは、目を輝かせながら
ごちそうに飛びつきました。
シンデレラ
「わぁ~~、美味しそう~~!
もしかして、これが世界の三大珍味!?
よーし、さっそく食べちゃおう!
すみませーん、そこのメイドさーん!
お皿とフォークをくださーい!」
メイド
「はい、かしこまりました」
メイドからお皿とフォークを受けとると、
シンデレラは
世界の三大珍味などを山盛り乗せて、
ガツガツと食べ始めました。
シンデレラ
「う~ん、おいしい~♪生きてて良かった~♪
私、最高に、し・あ・わ・せ~♪」
シンデレラは踊りそっちのけで、
料理に無我夢中。
ひたすら食べ続けました。