ラブ アゲイン
ベッドになだれ込み、互いの服に触れる。

何故かベッドの上で正座の2人。

菜々のパジャマのボタンに手をやる濱田。


「くそっ、上手く外せねぇ……ふぅ」

手が震えていた。

「カッコ悪ぃな俺。童貞野郎かよ、くそっ!」

菜々はそんな濱田の震える手をそっと包み込んだ。

「あたしの心臓の音、聞こえる?
あたしだって渉ちゃんと一緒」

こわばりながらも笑って見せる菜々。


互いに服を脱がせ露わになる姿。

「……綺麗だ……」

濱田はそう呟いて、菜々ね背中に手をやり、そっと横たえた。

濱田に綺麗と言われ、壊れんばかりに早まる菜々の鼓動。

濱田の引き締まった体を見て、また更に早まる。

「だっ、ダメっ、きを失いそう…」

菜々は久々のその行為に気絶寸前だった。













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