あなたの傍に居させて
「しゃ、社長、近いです///」



あまりの近さに動揺が隠せない。私の鼓動が社長にまで聞こえてしまうんじゃないかって位響いてる。


さらに身体を押し付けて来る社長にどうしようもなくて、机に乗ってしまう。


ゆるりと開いた足の間に割って入って来る社長。
それだけで私の鼓動は止めどなく打ち続ける。



自分の両手で自分の体重と神城社長の体重を支えてるから、何にも出来なくって。


ゆっくりと動かされた社長の手が私の顎を捕える。咄嗟に、



「やめっ・・・て・・・」



そう叫んで神城社長の胸を強く押し返してた。

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