あなたの傍に居させて
「そんなん他にもその理系女はおるやろ?蓮の秘書、俺につけてな。」


そない言い放ち、片手をヒラヒラさせながら、秘書課を後にしたった。

あれ以上、悠紀と問答続けてても確実に俺が負けるんはわかってるからな。

悠紀の目が細ぉなったら正論の理屈を並べてくるから、負けるねん。

だから先手必勝。社長命令を出してその場を去ったった。


後で文句は言われても、あの子を俺の傍に置きたい思たねん。


落としたい思たねん。





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