好きだけど、近づかないでくださいっ!
スキサケ症候群
「覚悟してろ。お前には最大の嫌がらせをしてやるから」




両腕を掴まれ、壁際に縫いとめられたように身動きのとれない私にそう言った課長は意地悪な笑みを浮かべる。



そして、耳元でそう言った後、
そっと耳たぶにキスをした。
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