好きだけど、近づかないでくださいっ!
そう言って那月がチラッと見たのは課長の席。うちの会社は食堂がないから外に食べに行くかお弁当を持ってくるかしかない。
課長はいつもお昼休みは席を外しているからきっとどこかに食べに行ってるのだと思う。
今まで気にしたことなかったけれど課長のプライベートってどんな風なんだろう。
「お弁当ねえ。焼きそばでもいいかな?」
「ダメに決まってるでしょ。ほら、これ目指しなさい」
愛情弁当を見せつけられ、目指せと言われてもそんなに料理は得意じゃないし、自分さえ食べれたらいいという考えだからなあ、私。
でも、もし課長に食べてもらえるなら焼きそばはないな。
と言いつつもやっぱり、自分には焼きそばが一番。那月が大きくため息をつく目の前で私は大口を開けて焼きそばを頬張った。
課長はいつもお昼休みは席を外しているからきっとどこかに食べに行ってるのだと思う。
今まで気にしたことなかったけれど課長のプライベートってどんな風なんだろう。
「お弁当ねえ。焼きそばでもいいかな?」
「ダメに決まってるでしょ。ほら、これ目指しなさい」
愛情弁当を見せつけられ、目指せと言われてもそんなに料理は得意じゃないし、自分さえ食べれたらいいという考えだからなあ、私。
でも、もし課長に食べてもらえるなら焼きそばはないな。
と言いつつもやっぱり、自分には焼きそばが一番。那月が大きくため息をつく目の前で私は大口を開けて焼きそばを頬張った。