好きだけど、近づかないでくださいっ!
最大の嫌がらせ
「・・・私、スキサケなんです」
そう腹を括って一言、つぶやく。
目の前の俺様はスプーンで掬ったコーヒーゼリーを食べようとしていたみたいでピタッと動きを止めた。
もう、ここまで話したのだから開き直ろう。私も中断していたイチゴたっぷりのストロベリーパフェを頬張った。
「はっ?スキサケ?なんだ、それ。流行ってんのか?」
「流行っているかどうかは知りませんが、とにかくスキサケなんですよ」
大の大人二人が、コーヒーゼリーとストロベリーパフェを頬張りながらスキサケの会話をする。滑稽すぎる。
「あんな、お前誰が『スキサケなんです』って言って、そうなのかって納得すんだよ?本当、お前は話し下手だな」
「話し下手ってなんですか!こっちが恥ずかしいの我慢して話してるのに」
「だからそのスキサケが何かわかんねえって言ってんだろが。それ、辞書にでも載ってんのか?まずはそっから説明すんのが筋だろうが」
そう腹を括って一言、つぶやく。
目の前の俺様はスプーンで掬ったコーヒーゼリーを食べようとしていたみたいでピタッと動きを止めた。
もう、ここまで話したのだから開き直ろう。私も中断していたイチゴたっぷりのストロベリーパフェを頬張った。
「はっ?スキサケ?なんだ、それ。流行ってんのか?」
「流行っているかどうかは知りませんが、とにかくスキサケなんですよ」
大の大人二人が、コーヒーゼリーとストロベリーパフェを頬張りながらスキサケの会話をする。滑稽すぎる。
「あんな、お前誰が『スキサケなんです』って言って、そうなのかって納得すんだよ?本当、お前は話し下手だな」
「話し下手ってなんですか!こっちが恥ずかしいの我慢して話してるのに」
「だからそのスキサケが何かわかんねえって言ってんだろが。それ、辞書にでも載ってんのか?まずはそっから説明すんのが筋だろうが」