好きだけど、近づかないでくださいっ!
輪の中で重なり合う二つの手
課長、もとい俺様と付き合うようになってもうすぐ一ヶ月になる。
今日は、週末。
私のスキサケはというと、相変わらず
椎野課長限定で、俺様である康介くんには反応を示すことはなかった。
ちなみに康介くんと呼ぶようにしているのは、椎野課長だと意識しないためという理由。
そして、こないだ生まれたばかりの甥っ子くんがたまたま同じ『コウスケ』くんだったので呼びやすいからそう呼んでいる。
「はあ?俺、甥っ子感覚かよ?」
理由を話すと、不服そうにしていたけれど、それでもなんだかんだ照れくさそうに返事をしていたのでそのまま呼んでいた。
ちなみに、付き合い始めたとはいえ、休みの日もまだ二人でゆっくりと過ごしたりはしていない。
私に予定があったり、康介くんに予定があったりとなかなかお互いの予定が合わなかった。
そして、ようやく二人の予定が合った明日、初めて那月カップルと四人でダブルデートなるものに行くことになった。
「なんでせっかく一緒に過ごせるってのにあいつらと一緒に過ごさなきゃいけねえんだよ!」
今日は、週末。
私のスキサケはというと、相変わらず
椎野課長限定で、俺様である康介くんには反応を示すことはなかった。
ちなみに康介くんと呼ぶようにしているのは、椎野課長だと意識しないためという理由。
そして、こないだ生まれたばかりの甥っ子くんがたまたま同じ『コウスケ』くんだったので呼びやすいからそう呼んでいる。
「はあ?俺、甥っ子感覚かよ?」
理由を話すと、不服そうにしていたけれど、それでもなんだかんだ照れくさそうに返事をしていたのでそのまま呼んでいた。
ちなみに、付き合い始めたとはいえ、休みの日もまだ二人でゆっくりと過ごしたりはしていない。
私に予定があったり、康介くんに予定があったりとなかなかお互いの予定が合わなかった。
そして、ようやく二人の予定が合った明日、初めて那月カップルと四人でダブルデートなるものに行くことになった。
「なんでせっかく一緒に過ごせるってのにあいつらと一緒に過ごさなきゃいけねえんだよ!」