好きだけど、近づかないでくださいっ!
初デートは◯◯付きで
結局、ご飯でも食べて帰るぞと言われるも当然、食べられるわけもないので明日が早いからとお断りした。
幸い、パンツ女さんもとい、支社から来た営業事務の女の子たちとのニアミスは避けられたけれど、課長は最後まで家まで送るの一点張り。
何度も断るも、聞いてくれない。
スキサケのことを伝えても余計に荒療治だからと無理矢理車に乗せられ、家まで送ってもらうことになった。
「途中でシートベルト外すなよ」
念押しされ、一応頷いたけれど、正直今すぐに外して、車から飛び出したい。でも、そんなことをしたら大事故だ。それに出来るわけもない。
俯くという精一杯の抵抗を見せて、おとなしく送ってもらうことにした。
「はあ、明日せっかくデート出来んのに、邪魔者付きか」
「邪魔者って。私は、嬉しいですよ」
二人っきりじゃなくて。今の状態で一日中、一緒になんていたらスキサケが限界を超えて、また気絶するに決まってる。
幸い、パンツ女さんもとい、支社から来た営業事務の女の子たちとのニアミスは避けられたけれど、課長は最後まで家まで送るの一点張り。
何度も断るも、聞いてくれない。
スキサケのことを伝えても余計に荒療治だからと無理矢理車に乗せられ、家まで送ってもらうことになった。
「途中でシートベルト外すなよ」
念押しされ、一応頷いたけれど、正直今すぐに外して、車から飛び出したい。でも、そんなことをしたら大事故だ。それに出来るわけもない。
俯くという精一杯の抵抗を見せて、おとなしく送ってもらうことにした。
「はあ、明日せっかくデート出来んのに、邪魔者付きか」
「邪魔者って。私は、嬉しいですよ」
二人っきりじゃなくて。今の状態で一日中、一緒になんていたらスキサケが限界を超えて、また気絶するに決まってる。