好きだけど、近づかないでくださいっ!
「これ、韓国ドラマで見たんだけど手錠デートって言うらしいの」
「手錠デート?!」
私と康介くんの手に付けられたものはその名の通り、手錠。そして、那月の発言に声を揃えた私たち。ただでさえ、ペアルックなのに手錠なんて付けてたら変態じゃない。
「おい、桐島。今なら許してやる。さっさと外せ」
「私、ドラマで見て憧れてたんですよー。でも、いざ手錠を買ってもさすがに自分じゃ出来なくて。役に立ってよかったです」
「アホか、変なこと言ってねえで外せって言ってんだろう」
「い、いたいです。康介くん」
「あっ、悪い。ほら、桐島早くしろ」
彼が腕を動かし、引っ張ると当然、繋がれた私も引っ張られる。
「手錠デート?!」
私と康介くんの手に付けられたものはその名の通り、手錠。そして、那月の発言に声を揃えた私たち。ただでさえ、ペアルックなのに手錠なんて付けてたら変態じゃない。
「おい、桐島。今なら許してやる。さっさと外せ」
「私、ドラマで見て憧れてたんですよー。でも、いざ手錠を買ってもさすがに自分じゃ出来なくて。役に立ってよかったです」
「アホか、変なこと言ってねえで外せって言ってんだろう」
「い、いたいです。康介くん」
「あっ、悪い。ほら、桐島早くしろ」
彼が腕を動かし、引っ張ると当然、繋がれた私も引っ張られる。